筋力トレーニングは、色々なやり方があります。
自分の身体を使った自体重でのトレーニング、ダンベルやバーベルを使ったフリーウェイト
マシン、チューブ…など
スポーツクラブなどのジムに行くとマシンが揃っているのでマシンをやる方は多いと思います。
トレーニングは、目的や身体の状態によって何を選択するか決めていくのがベストです。
これらのトレーニングは、それぞれメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットをしっかりと理解した上でトレーニングを進めてみましょう。
マシンは補助種目として考える
トレーニング効果としては、マシンよりも自体重、ダンベルやバーベルでのトレーニングの方が高いです。
だからと言ってマシンがいけないと言うわけではもちろんありません。
基本的にマシンは補助種目として考えメインは自体重やダンベル、バーベルでのトレーニングを考えましょう。
一般的なマシンの特徴としては
身体が固定されていること
動作の軌道が決まっていること
特定の筋肉を鍛えるのに適していること
です。
これらによりダンベルやバーベルよりも安全性が高いと言うのがマシンの最大の特徴です。
ですがこれらの特徴は、身体の機能を高めると言う視点からするとデメリットでもあります。
身体が固定されている
⇒自分で身体を固定させる必要がない
動作の軌道が決まっている
⇒自分で軌道をコントロールする必要がない
特定の筋肉を鍛えるのに適している
⇒日常動作で特定の筋肉だけを使うことは、まずない
筋肉は全身を上手く連動させて使えるようにすることが大事
トレーニングは、特定の筋肉だけを鍛えれば良いわけではなく、
普段使えていない筋肉を鍛えて身体の機能を高めることが重要です。
身体の機能を高めることで姿勢が良くなったり肩こりや腰痛を改善させたりできます。
そして、日常生活でもエネルギーを消費しやすくなりダイエットにも繋がります。
自体重やダンベルでのトレーニングは、身体を自分で固定させないといけなく
動作の軌道を自分でコントロールしないといけません。
よってマシンと違い色々な筋肉を一緒に働かせる必要があり身体の機能をより高められます。
筋肉は特定の部位だけ使って動かすのではなく全身の筋肉を上手く連動させて動かします。
動作に活かす為のトレーニングは、なるべく自体重やダンベルやでのトレーニングを選択して
マシンは補助的な物と考えた方が効果的です。
ですが、運動初心者の方や体力に自信のない方、怪我など身体に不安のある方などは
マシンから始めた方が良い場合もあります。
あとは、自体重やダンベルでは鍛えにくい筋肉もあるので
その場合は、マシンの方がトレーニングしやすい場合もあります。
最後に追い込むのもマシンが良い場合もあります。