サツマイモの甘さは「加熱」で5倍に!栄養を逃さないコツとダイエット中の食べ方

さつまいも 栄養・食事

サツマイモは秋から冬にかけて旬を迎えますが、「家で焼くと甘くない」「レンジだとパサパサする」と悩んでいませんか?

実は、サツマイモは加熱方法次第で甘さが最大5倍も変わるとされています。

この記事では、栄養を最大限に活かしつつ、甘くする調理の方法から、保存法、ダイエット中のコツまで解説していきたいと思います。
よろしければ参考にしてみてください。


サツマイモは「ゆっくり加熱」が正解!甘さ5倍に

サツマイモが甘くなるのは、でんぷんが「β-アミラーゼ」という酵素の働きで「麦芽糖」に変わるからです。
この酵素には、特定の「働く温度」があります。

  • 酵素が活性化する温度: 60℃〜70℃
  • 酵素が止まってしまう温度: 90℃以上

電子レンジで一気に加熱してしまうと、この「甘くなる温度帯」を過ぎてしまうので、甘みを引き出すことができません。
反対に、低温でじっくり時間をかけて加熱すると、麦芽糖が増えていき、レンジ調理の約5倍もの甘さにもなります。


栄養を逃さない!サツマイモの優れた健康パワー

サツマイモは、美容と健康に嬉しい成分が凝縮されています。

ビタミンCが熱に強い

通常、ビタミンCは熱に弱いのですが、サツマイモのビタミンCは豊富に含まれる「でんぷん」にガードされています。
その為、加熱しても壊れにくいので、効率よく摂取できます。

腸内環境を整える「ヤラピン」と食物繊維

サツマイモを切ったときに出る白い液体は、独自成分の「ヤラピン」といわれる成分です。
胃の粘膜を保護し、腸の蠕動運動を助ける働きがあるとされています。
サツマイモの食物繊維との相乗効果で、お通じの改善やコレステロール値の低下が期待できます。

皮ごと食べてアンチエイジング

皮の付近には、抗酸化作用があるポリフェノール(アントシアニンなど)が豊富に含まれていまさす。
栄養を余すことなく取り入れるなら、「皮ごと」食べるのが良いです。


自宅で実践!サツマイモを究極に甘くする調理法

「甘さ5倍」を引き出すには、レンジを使わずじっくり火を通すおススメの方法をご紹介します。

調理方法手順のポイント
オーブン160〜180℃で約60分じっくり焼く(最も甘くなる!)
蒸し器弱火でじっくり時間をかけてふかす
トースター・グリルアルミホイルに包み、30〜40分ほど転がしながら焼く

【注意】食べすぎには気を付けて!

サツマイモは糖質もしっかり含まれています。
サツマイモを食べた時は、その分のご飯(主食)を少し減らすなどして、全体のカロリーバランスを調整するようにしましょう。


最後まで美味しく!サツマイモの正しい保存方法

サツマイモは寒さに弱く、意外とデリケートです。
正しく保存して美味しさをキープしましょう。

サツマイモは常温保存が基本になります。
冷蔵庫ではなく、風通しの良い冷暗所が最適です。
土付きなら洗わず、1本ずつ新聞紙に包んで段ボールなどに入れます。
10~15℃前後。10℃を下回ると「低温障害」で腐りやすくなるので注意してください。

冷凍保存(時短・スイーツに)

まとめて加熱して冷凍しておくと、忙しい時でも便利です。
焼き芋やふかした状態で冷まし、1食分ずつラップに包んで冷凍します。
半解凍で食べると、天然のシャーベットのような濃厚スイーツになります。


ダイエット中に食べる際の「適量」と「コツ」

太りそうなイメージがあるサツマイモですが、食べ方次第でダイエットの味方にもなります。

1日の目安は「150g程度」です。
ご飯1膳(約150g)のカロリーは約230kcalです。
サツマイモも同量を食べるとほぼ同じになります。
1日1食、ご飯の代わりにサツマイモを半分(約150g)食べる「主食置き換え」にすると良いかと思います。

「冷やして食べる」とさらに効果的

一度加熱したサツマイモを冷やすと、でんぷんの一部が「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」に変化します。
レジスタントスターチは、食物繊維と同じように働きます。
糖の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑えてくれるので、ダイエット中なら、あえて「冷やし焼き芋」にすると良いです。


まとめ|サツマイモは「皮ごと・じっくり・冷やして」

サツマイモのポテンシャルを最大限に引き出すポイントは3つです。

  1. 調理
    160〜180℃で1時間、皮ごとじっくり。
  2. 保存
    新聞紙に包んで常温(冷暗所)で。
  3. ダイエット
    ご飯と置き換える、または冷やして食べる。

これらを意識するだけで、いつものサツマイモがより甘くなり、身体に嬉しい食材に変わります。
是非、サツマイモを食べる時に意識してみてはいかがでしょうか。

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