有酸素運動とは、歩く、走る、自転車、水泳などの比較的運動強度が低く長時間持続可能は運動のことです。
酸素を十分に取り込み運動中に体脂肪が使われやすいのが特徴です。
体脂肪を落としてやせたい人や生活習慣病の予防や改善したい人は、為に取り入れると良いかと思います。
有酸素運動は、様々な種類がありますが、一体どれを選択すればより効果的に運動を行うことができるのでしょうか。
有酸素運動をより効果的に行うなら短時間でより多くのエネルギー消費が期待できる方が良いと言えます。
より多くのエネルギーを消費できればその分、体脂肪もより燃焼できると考えられるからです。
では、歩くのと走るとではどちらがより効果的なのでしょうか。
それは、歩くよりも走った方がよりエネルギーを消費できるでしょう。
なのでランニングの方が効果的と言えます。
では、走るのと自転車ではどうでしょうか。
これはケースバイケースになります。
消費カロリーは、運動強度と運動時間によって決まります。
走るペース、自転車を漕ぐペースによって運動強度は変わり、それによって消費カロリーも変わっていきます。
同じ運動時間でも走るペースによって変わるのでどちらが良いかは一概に言えません。
また、ペース以外にも上り坂など負荷が強くなればエネルギー消費は高くなります。
腕の振り方などによっても変わりますし、大きく動いた方がより多くのエネルギーを消費できます。
自転車を低負荷でゆっくりと走れば、もしかしたら歩くよりも消費エネルギーは少なくなる可能性もあります。
有酸素運動は、どれが良いと言えるものではなく自分の好みで選択すれば良いかと思います。
有酸素運動としての効果は何を選択しても同じです。
有酸素運動としての効果は、何を行っても同じ効果が得られます。
何を選択するかは、個人の好みで構いません。
運動で最も大事なのは、継続することです。
継続できなければ何の意味もありませんので自分が飽きずに長く継続できるかどうかで何をやるかを決めれば良いです。
日によって変えても良いです。
毎回同じことを続けると飽きてきたりもするかもしれませんので、毎回行う種目を変えるのも良いです。
また、身体の状態によっても何をやるか決めるのも大事です。
例えば、膝が痛いのであれば、走るよりも歩き、歩きでも痛いのであれば自転車や水中ウォーキングにするとかです。
水中での運動は、関節への負担が少なくて済むので関節痛がある人は水中での運動が良いかと思います。
水中での運動は、水の抵抗があるので消費カロリーも陸上よりも多くなるのでカロリー消費もより期待できます。
その日の体調に合わせて何をするか決めることも大切です。
有酸素運動でよりエネルギー消費を促すなら、運動強度を高くする、時間を長くする、大きく動くことです。
ですが、運動強度が高ければ高いほど良いと言うわけでもありません。
運動強度を高くし過ぎてしまうと有酸素運動ではなくなってしまうからです。
運動強度によって有酸素運動なのかどうか決まるのですが、最も脂肪が燃焼しやすい運動強度と言うものがあります。
運動強度は、運動中の心拍数で判断が可能です。
心拍数が測定できる時計などを使って有酸素運動をすると効果的に行うことができます。
個人の安静時の心拍数などによっても違うのですが、簡単な目安としては110~130程度を目安にすると良いかと思います。
このくらいでしたら効果的に体脂肪を燃焼させてくれるでしょう。
心拍数が分からない場合は、主観的運動強度を用いてみると良いかと思います。
これは自分がどう感じるかと言うことですが、ややきついと感じるくらいだとより体脂肪が燃えやすいとされています。
あまりにもきついと感じてしまうと有酸素運動ではなくなってしまい無酸素運動と言うことになります。
有酸素運動は、長時間持続が可能な運動ですので長時間持続できない程の運動は効果的ではないと言えます。
ですが、脂肪燃焼は何も運動中だけに起こっているわけでもありません。
運動後も代謝が促進された状態が続くので脂肪燃焼に効果がります。
運動後の代謝促進は、運動強度が高いほど効果が高いことが分かっています。
有酸素運動は、運動中に脂肪が燃えやすく、無酸素運動のような強度の高い運動は、運動後に脂肪が燃えやすいと言うことです。
実は、どちらも体脂肪を燃やす効果が期待できるのです。