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健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

有酸素運動はやり過ぎてしまうと太りやすくなる

ランニングをする女性



有酸素運動をやり過ぎると代謝の低下を招く

ウォーキングやランニング、自転車などの有酸素運動は、運動中に脂肪燃焼を促してくれます。
ですが、やせたいからと言って有酸素運動ばかりしていると反対に太りやすくなってしまう可能性があります。
1回20~30分程度、週2~3回程度なら特に問題はないと思いますが、必要以上にやり過ぎないように注意が必要かもしれません。
有酸素運動は、運動中に脂肪を燃やしてくれる運動ですのでダイエットには効果的です。
だからと言って必要以上にやり過ぎてしまうと逆に太りやすい身体を作ってしまうので注意して行う必要があります。
その理由は、代謝の低下を招いてしまうからです。
日常的に有酸素運動を長時間行っていると常にエネルギー消費量が高い状態になります。
消費エネルギーが多い状態が長く続くと身体は、なるべくエネルギーを消費しないようになっていきます。
限られたエネルギーを効率よく使うようになっていくので身体は省エネモードに切り替わります。
省エネモードになるので安静時代謝の低下を招いてしまいます。
有酸素運動を今後もやり続けるなら特に気にしなくても良いかもしれませんが、やめてしまうと以前よりも太りやすい身体になっているのでリバウンドしやすい状態になっていることでしょう。
そして、有酸素運動は筋肉を細く委縮させてしまうことも分かっています。

有酸素運動は筋肉を委縮させる

有酸素運動は、筋力トレーニングと違い筋肉を鍛える運動ではないので筋肉が付くと言うことはまずありません。
鍛えるどころか筋肉は反対に細く委縮していきます。
筋肉は大きく分けると速筋繊維と遅筋繊維に分けることができます。
速筋繊維は、瞬発力に優れ肥大しやすい筋肉で、遅筋繊維は持久力に優れ肥大しにくい筋肉です。
運動強度の低い有酸素運動では、速筋繊維は使われずに遅筋繊維が使われます。
有酸素運動をいくら頑張っても筋肉はそこまで大きくなることはありません。
筋肉が太いとそれだけでエネルギーを大量に消費するようになりので燃費が悪くなります。
これでは持久力は落ちてしまうので遅筋繊維はその性質上、肥大はしにくいのです。
筋力トレーニングをして肥大する筋肉は主に速筋繊維のほうです。
また、有酸素運動をやり過ぎてしまうと速筋繊維の遅筋化も起きてしまいます。
これも代謝を低下させる要因です。
ただ、筋肉が疲労困憊まで行うような走り方をすれば細くなるとは限りません。
筋肉が疲労困憊まで追い込まれる運動は、有酸素運動ではなくなります。
普通に行う分には、気にする必要もないかと思います。

有酸素運動は1回20~30分、週2~3回程度に

有酸素運動は、運動中に脂肪を燃焼しやすくしてくれますが、太りやすい身体を作ってしまうことがあります。
長時間・長期間の有酸素運動は、筋肉を委縮させてしまうので代謝自体は悪くなってしまいます。
やせたいからとランニングなどの有酸素運動をやり過ぎてしまうと反対に太りやすい身体になってしまうかもしれません
健康の為に有酸素運動を今後もやり続けるなら特に問題はありませんが、やせる為だけに一時的にやる場合は注意が必要かもしれません。
どのくらいがやり過ぎになるかは難しいのですが、有酸素運動は1回20~30分、週2~3回程度でしたら特に問題はないかと思います。
毎日とか週5日、1回の時間も長ければやり過ぎになると思います。