久々にスポーツをして走ったりすると横腹が痛くなった経験がある方は多いのではないでしょうか。
今回は横腹が痛くなってしまう原因と予防法についてです。
なぜ走ると横腹が痛くなってしまうのでしょうか。
横腹が痛くなる原因はいくつか考えられるのですが横隔膜の痙攣と脾臓の収縮が関係していると考えられます。
運動不足の人が急に普段使わない筋肉を使ったことによってつるような感じになります。
そして、脾臓の急激な収縮による痛みも考えられます。
脾臓は古くなった赤血球を破壊したり体内の余分な血液を蓄えたり運動時に酸素を含んだ血液を必要な筋肉に送り出す機能を持っています。
これが急激に行われると一気に脾臓が収縮してつるような痛みになります。
では、走ってもお腹が痛くならないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
腹の痛みの対策としては、運動前にウォーミングアップをしっかりと行うことです。
急激に身体を動かしてしまうと大きな負担が身体にかかります。
運動をする前は、身体を動かす準備をすることが大切です。
運動前には軽く動かして全身の血流をよくし体温を上昇させることが大切となります。
筋肉に血液が行渡ることで神経伝達の速度も上昇します。
それにより筋肉が力を出しやすくなり関節の動きも良くなります。
ウォーミングアップをしっかりと行えば運動の効果も高くなります。
特に寒い冬場は、入念にウォーミングアップをすることが重要です。
しっかりと行うことで怪我の予防にも繋がります。
また、効果のほどはよく分かりませんが、お腹にサラシや布などを強めに巻いておいても予防になると言われているようです。
運動中に横腹が痛くなってしまった場合に関しては、身体を横に倒して痛い方のお腹をよくストレッチしてみましょう。大きく深呼吸をするのも良いと言われています。
予防策を知っていれば、走る際の不安もなくなりしっかりと走ることができるかと思います。
ただ十分にウォーミングアップをしても横腹が痛くなる可能性はもちろんあります。
横腹が痛くなるのは運動不足が原因でもあるからです。
大事なのは定期的に運動をして運動不足にならないことが一番の予防策となります。
横腹が痛くなったら運動不足と思いましょう。
少しずつでも良いので健康の為にもジョギングなど何でも良いので始めてみてはいかがでしょうか。
運動不足が解消されれば、走って横腹が痛くなることはなくなるかと思います。