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健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

運動をしていた人がやめて太る理由は何?

お腹の脂肪



筋肉が脂肪に変わる!?

学生時代に運動部だった人が社会人になって太ってしまうと言う話はよく聞くと思います。
運動部だった人は、運動部ではなかった人に比べ簡単に太ってしまう可能性があるので実は注意が必要です。社会人になって太ってしまう人の中には「運動をやめて筋肉が脂肪に変わった」と思う方もいるかと思います。
ですが、実際に筋肉が脂肪に変わることはあり得ません。
筋肉と脂肪はまったくの別の組織なので組織自体が変わることはありません。
筋肉が脂肪に変わったのではなく正しくは「筋肉が減りその分脂肪がついた」です。
太った理由は、運動をしなくなった為に筋肉が以前に比べて減ってしまい代謝が悪くなったからです。
筋肉が減った分だけ脂肪がついたと言うことで脂肪が筋肉に変わったわけではありません。

筋肉が減ると代謝が悪くなる

筋肉が減ってしまうと代謝自体が悪くなります。
筋肉は、言い換えればエネルギーを燃やす焼却炉です。
筋肉量はエネルギー代謝と関係があり筋肉が多いとエネルギーをより消費されます。
反対に筋肉が少ないとエネルギー代謝も低くなり消費エネルギーも少なくなります。
筋肉が多い人は太りにくい体質、筋肉が少ない人は太りやすい体質とも言えます。
太りやすいかどうかは、筋肉以外にも様々な要因が考えられますが筋肉量は要因の一つなのは確かです。
運動をやめてしまうと筋肉は少しずつ減っていき、やがて運動をする以前の状態にまで戻ります。
何年も運動をしていないと運動をしていない一般の人と同じレベルまで落ちてきます。
一度つけた筋肉を維持する為には、定期的な運動をして筋肉に常に刺激を与える必要があります。
筋肉を維持するにも運動をしないといけないのです。
このことからも運動は永く継続させることがとても大事と言うことです。
運動の効果は、運動をやめてしまうとまるっきり無くなってしまいます。
学生の頃に運動部だった人は、運動部でなかった人に比べて太りやすいとも言えます。

運動量に合わせ食事量を変えましょう

運動部だった頃は、消費カロリーがとても多くたくさん食べていたかと思います。
ご飯を山盛りにして何杯も食べていた人も多いのではないでしょうか。
それでも太ることはなかったのは食べた分が部活によって消費されていたからです。
もともと学生の時は、代謝が良くエネルギーをたくさん必要なので、学生の頃はいくら食べても太らなかったと言うのはよく聞く話です。
食事量は、運動量に見合った量にすることが大切です。
社会人になって太ってしまう理由は、消費カロリーが少なくなったのに食事量が以前と同じで変わっていない為ではないでしょうか。
運動量を減らすのは簡単なのですが、それに伴って食事量を減らすのはなかなか難しいものです。
いきなり運動量が減っても食事量もそれに合わせて減るとは限りません。
もし以前と同じ食事量なら余ったエネルギーは、体脂肪に変化して身体に少しずつ蓄えられていくことに
なります。
運動量が減ったのなら食事量も同じように減らすようにする必要があります。
なかなか難しいことではありますが、食事量は自分の運動量に合わせて調整をするようにしましょう。
それに運動部かどうか関係なく学生時代は代謝が良いので消費カロリーも多いです。
社会人になると誰でも太りやすくなるのは自然なことでもあります。
体型を維持していきたいと思っているなら社会人になっても定期的な運動をすることが大切です。