運動をすることで血行を良くして細胞を活性化させることに繋がります。
内分泌系や循環器系にも良い影響を与え、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの予防になります。
また、タンパク質の合成を促す成長ホルモンなどの分泌を促してくれます。
老化を遅らせて若々しい身体を維持するにも成長ホルモンの働きが重要と考えられます。
成長ホルモンは、タンパク質の代謝を促し、筋肉や髪の毛、爪、骨、肌などの合成に働きかけます。
そして、脂肪燃焼を促進してくれる重要なホルモンです。
このホルモンは、思春期をピークに成長ホルモンの分泌は年々低下してしまいます。
ですが、運動をすることで成長ホルモンの分泌を促すこともできます。
運動不足になると筋力低下はもちろん肩こりや腰痛、関節痛、肥満や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の原因にも繋がります。
また、ロコモティブシンドロームの予防には運動をするしかありません。
ロコモティブシンドロームとは、運動器の障害により将来寝たきりになるリスクの高い状態のことを言います。
健康を維持し若々しい身体を作るには運動は必要不可欠と言えます。
私たちの身体は、毎日の食事から摂取した栄養素でできていると言っても過言ではありません。
身体の機能を高めたり保つには栄養素(食事)が特に重要です。
栄養素が不足していると各種ホルモン分泌の低下、だるい、疲れやすい、肌荒れ、生活習慣病などの原因にもなります。
また、過剰に栄養素を摂っても肥満や高血圧症などを引き起こしてしまいます。
栄養素は、それぞれが影響し合って機能しているので適正な量をバランスよく摂ることが重要です。
身体は定期的に休ませる必要があります。
身体を休ませることで身体の機能は維持したり高めたりすることができます。
睡眠は一日の疲労を取るのにとても重要ですが忙しい現代人は睡眠不足になりがちです。
人により必要な睡眠時間は異なりますが、6~8時間は取りたいものです。
また、休養は睡眠だけではありません。
入浴やマッサージ、ストレッチなどをして日々酷使している身体(筋肉)や脳を休ませているか、ストレス解消のためにも気分転換などしてリラックスする時間をとっているかも含まれます。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると特定の筋肉だけに負担がかかり筋肉が硬くなってしまいます。
そうなると血行も悪くなって様々な身体の不調の原因に繋がります。
ストレッチやマッサージなどして筋肉を休ませることで筋肉への負担は軽減できます。
そして、日々ストレスを感じている方は交感神経が常に優位の状態にあります。
交感神経が常に優位の状態になっていると様々な身体の不調の原因にもなるので日ごろからリラックスする時間を作り副交感神経を優位に働かせることが必要です。
入浴やマッサージ、ストレッチなどをして使った筋肉、精神を休ませましょう。
その後でしっかりと睡眠を取ることで睡眠の質も高くなり朝すっきりと目覚めることもできます。