枝豆は、ビールのお供として定番の食材ですが、調理法ひとつで栄養価や美味しさが劇的に変わることをご存知でしょうか。
一般的には「茹でる」イメージが強いと思いますが、実は「蒸し焼き」にするのが最も効率的です。
本記事では、枝豆が持つ栄養素と、なぜ蒸し焼きが良いのか、その理由を解説していきたいと思います。
枝豆は「豆と野菜のいいとこ取り」
枝豆は分類上「野菜」ですが、成長すると「大豆」になるので、豆類と野菜類の両方のメリットを兼ね備えています。
タンパク質が豊富
枝豆には、植物性タンパク質が豊富に含まれています。
筋肉や肌を作る大切な栄養素を野菜から手軽に摂取できます。
ビタミンCとイソフラボンを同時に摂取
大豆にはほとんど含まれないビタミンCが、枝豆には豊富に含まれています。
さらに、女性に嬉しいイソフラボン、エネルギー代謝を助けるビタミンB群などが含まれています。
なぜ「蒸し焼き」が良いのか?茹でる調理との決定的な違い
「たっぷりのお湯で茹でる」のが一般的ですが、実はそれ、栄養を捨ててしまっているかもしれません。
ビタミンCやカリウムの流出を防ぐ
枝豆に含まれるビタミンCやビタミンB群、カリウムは「水溶性の栄養素」です。
なので、茹でてしまうと、ビタミンCの約5割が失われると言われています。
一方、フライパンでの「蒸し焼き」ならビタミンCの残存率は茹でた場合の約2倍程度になり、大切な栄養を逃さず身体に取り込めます。
代謝を助ける「モリブデン」は300倍の差!
特に注目すべきは、代謝を促進する微量ミネラル「モリブデン」です。
茹でるとほとんどが溶け出してしまいますが、蒸し焼きにすれば茹でた時の約300倍もの量を残すことができるとされています。
「蒸し焼き」で美味しさがアップする理由
栄養面だけでなく、味の面でも蒸し焼きが良いと言えます。
- 甘みが引き出される
沸騰したお湯で一気に加熱する茹で調理と違い、フライパンでじっくり熱を通す蒸し焼きは、サツマイモと同様に酵素が働いて糖質(ショ糖)を生成します。
それによって枝豆本来の濃い甘みを楽しむことができます。 - 油との相性も抜群
オリーブオイルやバターで蒸し焼きにすれば、脂溶性ビタミンであるビタミンKの吸収率も高まります。
鮮度と選び方のポイント:糖度は1日で激減する
枝豆は「お湯を沸かしてから収穫に行け」と言われるほど鮮度が命です。
- 枝付きを選ぶ
枝豆の甘み成分(ショ糖)は、収穫後1日で半分以下に減少してしまいます。
しかし、枝付きのものを選べば糖質の減少を半分に抑えることが可能です。 - 冷凍枝豆も優秀
「旬の時期以外はどうすれば?」という方には冷凍枝豆がおススメです。
旬の時期に収穫してすぐに急速冷凍されているので、栄養価が非常に高く、生のものに劣らないメリットがあります。
まとめ|効率よく栄養を摂るなら「フライパンで蒸し焼き」
アルコール分解を助けるビタミンB1も豊富な枝豆は、ビールのお供に最適です。
- 水溶性ビタミンを逃さない
- 代謝を助けるミネラルを維持する
- じっくり加熱で甘みをアップ
これら全てを叶えるのが「蒸し焼き」になります。
枝豆を食べる時は、フライパンを準備して、栄養満点の美味しさを味わってみてはいかがでしょうか。

