ストレッチのには、関節可動域を大きくする効果があります。
これは筋肉の走行方向(縦方向)への柔軟性で縦断的柔軟性と言います。
この他にも筋肉を触った時の柔らかさ、横断的柔軟性の向上にも効果があります。
筋肉を固くする要因
・筋肉の材質的な弾性の変化
・筋肉の収縮による神経的要素
固くなった筋肉にはストレッチが効果的
筋肉はじっと動かさないでいたり力が入り続けた状態が長時間続くと
筋肉の材質としての固さが時間と共に増していき凝り固まってしまいます。
この材質的に固くなった筋肉にストレッチをすると筋肉がほぐれ柔らかくなります。
朝起きた時や同じ姿勢を続けた時に伸びをしたくなるのは、
固くなってしまった筋肉を柔らかくほぐす為に身体が反射的に行う行動と言えます。
また、筋肉痛や疲労が溜まっている時も筋肉は固くなってしまいます。
この時筋肉は、わずかに力を発揮し収縮活動をしている状態です。(筋緊張)
筋肉の持続的な収縮によって次第に固くなっていきます。
ストレッチは、筋肉の収縮活動を抑える効果があるので
この時もストレッチをすれば筋肉を柔らかくほぐしてくれます。
ストレッチは筋肉の緊張を取り除き血行を良くする
固くなってしまった筋肉は、筋肉のポンプ作用が上手く働かなくなり血液循環が悪くなってしまいます。
血液循環が悪くなると代謝が悪くなり疲労が溜まりやすくなります。
ストレッチをすれば筋肉の緊張取り除き血液循環の改善が期待できます。
血液循環が良くなると栄養素や酸素が筋肉に十分に行きわたり代謝が促進されます。
代謝が促進されることで筋肉内に溜まった乳酸などの代謝産物が筋肉の外に運び出され筋肉内の代謝の改善します。
結果、筋肉は柔らかくほぐれていきます。
筋肉が凝り固まって肩こりや腰痛が起きている場合は
ストレッチをすると凝り固まった筋肉を柔らかくほぐしてくれ肩こりや腰痛の対策になります。
マッサージをしてもあまり楽にならないなと感じている方は、ストレッチをしてみることをおススメします。