ランニングを始めたいけど脚が太くなりそうで不安と思っている方、そんな心配は全くありません。
全身運動であるランニングは、無駄な体脂肪を落とし体幹や下半身の筋肉も鍛えることができます。
ランニングは脚のトレーニグ効果ももちろんありますが、
スクワットのような筋力トレーニングと違いランニングで脚が太くなることはまずありません。
低強度の有酸素運動では筋肉は必要以上に太くならない
低強度の有酸素運動をいくら頑張っても基本的に筋肉は太くなりません。
筋肉を太くするにはある程度の強度が必要で有酸素運動では刺激が足りません。
筋肉を太くするには、有酸素運動ではなく筋力トレーニングです。
有酸素運動と筋力トレーニングでは使う筋肉が違います。
有酸素運動は肥大しにくい遅筋繊維が働く
筋肉は大きく分けると遅筋線維と速筋線維に分けることができます。
遅筋線維は、持久力に優れている筋肉でランニングのような有酸素運動の時に使われます。
一方、速筋線維は筋力や瞬発力に優れている筋肉で
全力疾走や筋力トレーニングのような強い力を発揮する時に使われます。
筋力トレーニングをして太くなるのは、主に速筋線維です。
遅筋線維は、トレーニングをしてもほとんど太くなりません。
持久力に優れている遅筋繊維が太くなってしまうと持久力が落ちてしまうからです。
なので必要以上に遅筋繊維は太くならないようになっています。
ランニングのような有酸素運動で使う筋肉は、太くなりにくい遅筋線維です。
遅筋線維は、基本的に太くならないので普通にランニングをしても脚が太くなることはありません。
有酸素運動はやり過ぎると筋肉が細くなる
低強度の有酸素運動を長時間、長期間継続していると筋肉は段々と細くさせます。
持久的な運動をやり過ぎてしまうと速筋繊維の遅筋化が起きます。
マラソンランナーの脚を見てみてください。
マラソンランナーは、みんな脚が細く太い人はいません。
ランニングは脚が太くなりそうで不安だと思っていた方は安心してランニングを始めてください。