そもそも太るとは?
太るとは、身体に余分な体脂肪が必要以上に増えてしまった状態です。
多くの方が体重が増えることと思っていますが、ただ単純に体重が増えることではありません。
例えば筋肉が増えて体重が増加した場合、太ったことになりません。
「体脂肪が増えたのかどうか」が一番のポイントです。
太る=体脂肪の蓄積→体重増加
太っているかどうか体重計で測定をすると思いますが
体重計の数値だけでは、実は太ったのかやせたのか分かりません。
身体の中身がどうなったのかを調べなければいけないからです。
その代表的な指標が体脂肪率です。
目安としては、男性で20%、女性で27%を超えると肥満傾向にあります。
ですが、あくまで体脂肪率も正確な数値ではありませんのであくまで目安程度と考えてください。
正確な体脂肪を知りたいと思うかもしれませんが、
これはとても大変なことで実際に解剖をしてみないと分かりません。
体脂肪率はなるべく同じ条件(時間帯や食事の有無など)で測定し比較すると良いです。
なぜ太るのか?
太るかどうかはカロリー収支によって決まります。
日々の生活で余ったエネルギーを非常事態に備えて体脂肪として蓄えています。
消費カロリー < 摂取カロリーになっていると少しずつ体脂肪は増えていきます。
食べ過ぎと活動量が少ないことが太る主な原因です。
体脂肪は増えすぎると様々な病気の発送リスクを高めるので標準体型を維持することが大切です。
年々体重が増えてはいませんか?
以前と変わらない食事量と運動量なのに体重が昔と比べ増えてはいませんか?
多くの方が増えているのではないでしょうか。
一般的には30代になってから体型が変化し始めると言われています。
なぜ30代になってからなのでしょうか?
加齢により体重が増える原因は、基礎代謝の低下です。
基礎代謝とは、人が生きていく上で最低限必要なエネルギーのことです。
簡単に言うと何もしなくても消費されるエネルギーのことで、基礎代謝が高いとやせやすい体質になります。
では、なぜ基礎代謝が低下してしまうのでしょうか。
それは、加齢によって筋肉が衰えるからです。
筋肉は、エネルギー燃やす焼却炉のような物です。
筋肉が衰え筋肉量が減ることでエネルギーを消費しにくくなり基礎代謝が低下していきます。
筋肉の衰えは一般的に30歳を過ぎてから起こりますので30代になると体型が少しずつ変わっていきます。
これが、年々体重が増えてしまう原因です。
体型が気になり始めるのも30代以降が多いようです。
ダイエットの近道は基礎代謝を高くすること
基礎代謝を高くすることがダイエット成功への近道です。
基礎代謝の低下は、筋肉の衰えなので筋肉を鍛えれば基礎代謝は高くなります。
筋肉を鍛える為にには運動をすることです。
運動と言っても色々あります。
一般的にダイエットと言うとランニングやウォーキングのような有酸素運動を思い浮かべると思います。
有酸素運動は、運動中に脂肪の燃焼が期待できるのでもちろん効果は期待できますが
基礎代謝の向上と言う観点からすると実は、あまりおススメはしません。
むしろやり過ぎてしまうと基礎代謝の低下を招く恐れもありますので注意が必要になります。
基礎代謝を効果的に向上させるには有酸素運動ではなく、筋肉に負荷をかける筋力トレーニングです。
筋力トレーニングは、ある程度強い負荷を加えるので筋肉が鍛えられます。
筋肉が鍛えれれて筋肉量も増えれば基礎代謝の向上が期待できます。
そして、筋力トレーニング後は代謝が促進された状態が何時間か続きます。
運動後の代謝促進は有酸素運動でも起こりますが、筋力トレーニングの方がより高くなります。
運動後の代謝促進は、脂肪燃焼が促進されている状態でもあるのでダイエットにも有効なのです。
筋力トレーニングは、有酸素運動よりも効率よくダイエットできると言えます。