本文へスキップ

健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

野菜1日560g以上で死亡リスク4割減



野菜にはカロテン、ビタミン、ミネラルなど身体の調子を整える様々な栄養素が含まれています。
日ごろから野菜が不足し必要な栄養素が足りていないと疲れやすい、身体がだるい、疲れが取れない、便秘、体重の増加など病気の発症の要因にもなります。
野菜は毎日、毎食食べるのが理想です。

少しでも野菜を食べればガンや脳卒中のリスクが低下

最近の報告によると1日560gの野菜を食べるとガンや脳卒中のリスクが42%下がると言うロンドン大学の研究結果が報告されたようです。
日本の厚生労働省は1日350gの野菜を食べるように推奨しています。
350gとは、種類にもよりますが両手いっぱいの野菜にあたるそうです。
1日に350gでもかなりの量で大変ですが、560gとはさらに大変な数値になるかと思います。
毎日そんな量の野菜を食べれないと言う人も多いかと思いますが、安心してください。
560gでなくても少しでも野菜を食べる量を増やせればガンや脳卒中のリスクを下げれるようです。
野菜には、緑黄色野菜と淡色野菜があります。
簡単に言えば、色が濃い野菜が緑黄色野菜で、ニンジン、ホウレン草、小松菜、カボチャなどがあります。
玉ねぎや大根など色が薄い野菜が淡色野菜になります。
なるべく意識して色の濃い緑黄色野菜を摂るようにすると良いでしょう。
ちなみに生で食べるのと加熱調理するのでどちらが良いと言うことはありません。
どちらにもメリットとデメリットがあるので、生と加熱バランスよく食べると良いかと思います。
ビタミンなどは、熱に弱い成分もあるので野菜の栄養素をそのまま摂るにはなるべく生で食べた方が良かったりもしますが、量が多いと生で食べるとかなり大変です。
また、栄養素の吸収率は加熱調理した場合に比べ低くなります。
加熱すると細胞壁が壊れ栄養素の吸収が高くなります。
それに脂溶性ビタミンであれば、油と一緒に炒めればより吸収率を高めることができます。
野菜の量を食べようと思ったら鍋や野菜スープ、ポトフなどにすると簡単に摂ることができるでしょう。
鍋は寒い冬は良いけど、暑い夏の時期に鍋はちょっと…と思うかもしれませんが暖かい食べ物は身体にとってはとても良いです。
逆に冷たいものは内臓を冷やしてしまうので身体に良いとは言えません。
冷たいものはほどほどに自分の身体の為に今から少しでも野菜を食べるように心掛けてみてはどうでしょうか。