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健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

高脂肪食はシナプスを破壊する

チキン

糖質制限をすると高脂肪食になる

ダイエット法として即効性のある糖質制限食ですが、糖質制限をしていると必要なカロリーを脂肪やタンパク質から補うことになります。
糖質制限をすると高脂肪・高タンパク質な食事に必然的になっていきます。
脂肪やタンパク質は、身体にとって必要な栄養素ですが摂り過ぎは健康を害してしまいます。
高脂肪食の問題点はいくつか考えられますが、その一つにシナプスを破壊してしまうかもしれません。

高脂肪食はシナプスを破壊する

米国ジョージア医科大学の研究で高脂肪食によって肥満になるとニューロン間の接続(シナプス)の破壊に繋がるとの報告があります。
シナプスは、脳内の免疫細胞によって破壊されるそうで例え肥満を解消しなくても低脂肪食にすれば、シナプスの破壊をやめて認知機能の維持につながるとのことです。
つまり高脂肪食は認知機能障害の原因になる可能性があることになります。
ただしこの研究は、あくまでマウスを使った動物実験です。
ですので、これが人に当てはまるとは言い切れませんが、人にも同じことが起こる可能性もないとは言えません。
この研究では、タンパク質や他の主要栄養素は同じ量にしてカロリーの10%が脂肪の低脂肪食と60%の高脂肪食での比較をした結果になります。
糖質制限などでは、健康な人が長期行ことは良くないとされます。
必然的に高脂肪食になってしまうので、もしかしたら脳内のシナプスが破壊されて将来認知症の発症リスクを高めてしまう可能性があるとも言えます。
また、特に飽和脂肪酸の摂り過ぎは、動脈硬化を促進させ高血圧や脂質異常症などのリスクを高めてしまうとされています。
飽和脂肪酸とは、常温で固体の脂肪で主に動物性の脂肪です。
三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質は、バランスが大事です。
どれかを制限したり過剰に摂取したりしてしまうと健康を害する可能性が高くなると考えられます。
糖質制限食は、ダイエット法ではなくて元々糖尿病患者の為の食事療法です。
リバウンドの可能性が非常に高い方法でもあり、さらに様々な健康へのリスクもある方法になります。
糖質制限は、ダイエット法として推奨しませんが、もし行う場合は短期的に行い長期行わないようにして健康リスクも考えた上で行うようにしましょう。
また、普通のカロリー制限食と糖質制限食でのダイエット効果は、長期的には変わりません。
体型を維持できなければ、意味がないので糖質制限食のメリットはそれほどないと思います。