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健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

フルーツの食べ過ぎは肥満を招く

フルーツ盛り合わせ



フルーツに含まれる果糖は中性脂肪になりやすい

フルーツには、ビタミンやカロテン、ポリフェノール、食物繊維などが含まれています。
多くの方が身体に良いイメージを持っているのではないでしょうか。
中には身体に良いからと言ってたくさん食べている人もいるかと思いますが、フルーツは太りやすいので食べ過ぎてしまうと肥満の原因にもなります。
フルーツには、身体にとって良い栄養素が含まれているので食べるのはとても良いことです。
ですが、フルーツの食べ過ぎは肥満の原因になってしまうので注意も必要です。
フルーツには果糖が多く含まれています。
果糖は糖質の一種ですが、血糖値が上がりにくいと言う特徴があります。
血糖値が上がりにくいので糖尿病の人にも良いとされていますが、果糖は中性脂肪に変換されやすく体重が増えやすいです。
フルーツは、分かりやすく例えると野菜の砂糖漬けのような物です。
砂糖(ショ糖)は単糖類であるブドウ糖と果糖が結びついている糖質です。
砂糖には、果糖が含まれているので砂糖も太りやすいです。

GI値はあまり関係がないのかも!?果糖は太りやすい

血糖値の上昇スピードを数値化した指標をGI値(グリセミック・インデックス)と言います。
肥満の予防には、血糖値の上昇を抑えた方が良いとされていますが果糖のGI値は低めです。
GI値は、同じ人でも食事の度にバラつきが出るとの報告もあるのであまり意味をなさないのかもしれませんが、一般的にGI値が低い食品の方が太りにくいと言われています。
ブドウ糖と果糖を比べた場合、ブドウ糖の方が果糖よりもGI値が高く果糖の方が低いのですがブドウ糖よりも果糖は太りやすいです。
果糖は代謝のスピードが速く肝臓で代謝され中性脂肪に変換されます。
ブドウ糖よりも中性脂肪の合成を促すので太りやすい性質を持っています。

フルーツは1日200g程度を目安に ドライフルーツは果糖が多くなる

フルーツを食べ過ぎてしまうと肥満に繋がります。
ビタミン等の補給にフルーツを食べることは良いですが食べ過ぎには注意が必要です。
ではどのくらいを目安にすればいいのでしょうか。
何を食べたかフルーツの種類にもよりますが、1日200g程度を目安にしてみましょう。
必要量は、体格や活動量によっても変わってくるので自分の活動量に応じて調整できるのが望ましいです。
また、ドライフルーツではビタミンCが少なく果糖が多くなっています。
普通のフルーツよりもドライフルーツは太りやすいと言えるので必要以上に食べ過ぎないようにしましょう。