一般的に体脂肪は、年齢とともに増加する傾向があります。
若い頃と比べ体型が変わってきていませんか?
年齢ととともに体脂肪が増加する理由は、基礎代謝が悪くなる為です。
年齢を重ねることで基礎代謝が低下する
基礎代謝とは人間が生きていく上で最低限必要なエネルギーのことです。
1日の消費カロリーの約7割程度がこの基礎代謝で消費されています。
基礎代謝が高いと太りにくく低いと太りやすい体質と言えます。
基礎代謝は年齢を重ねる度に低くなっていきます。
ホルモンの分泌量の低下など様々考えられますが、基礎代謝は筋肉量と関係しています。
筋肉量が多い人と少ない人では、同じ体型でも基礎代謝量が異なります。
筋肉はエネルギーを燃やす焼却炉のような物で基礎代謝は筋肉量が多いと高くなり少ないと低くなります。
年齢を重ねると筋肉が減っていく
誰でも加齢とともに年々筋肉は衰えてしまいます。
一般的に30歳を過ぎると少しずつ筋肉が衰えていきます。
若い頃と比べ筋肉量が減り基礎代謝自体が低下することで体脂肪が徐々に増加していきます。
また、現代は便利になり多くの方が運動不足になっています。
運動不足が続くことによって筋肉の衰えをさらに加速させてしまいます。
大人になると学生の頃と違い身体を動かす機会が減ってしまいますので
意識的に身体を動かすようにする必要があります。
なるべく歩くようにしたり階段を使うようにするなど簡単なことで構いません。
運動量が減り消費カロリー自体が減ったことに気づかず、若い頃と同じような食事をしていると、
カロリーの摂り過ぎとなり、それが体脂肪となって少しずつ身体に蓄積されていきます。
そして、仕事の忙しさなどから、食事を抜くなどの不規則な食生活をしていると
身体が危機感をもち、食事から得たエネルギーを体脂肪として蓄えようとしてしまいます。
若い頃と体重があまり変わらない方でも、実は筋肉量が落ち、代わりに体脂肪が増えているかもしれません。
見かけの体重だけが同じということも少なくありません。
体重ではなく体脂肪率を測定してみましょう。