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健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

ダイエットの停滞期には食事量を増やしてみると良い

鏡に映る引き締まった女性



食事量を減らしていると代謝が悪くなる

ダイエット中は摂取カロリーを抑える必要があるので食べる量を減らすことが必要です。
摂取カロリーを抑えれば体重は落ちていきます。
ですが、摂取カロリーを抑えた食事を続けていると途中で体重が落ちにくくなります。
いわゆるダイエットの停滞期ですが、この時はあえて食事量を増やすと良かったりもします。
摂取カロリーを減らした食事を続けていると代謝が落ちてしまい次第に体重が落ちなくなっていきます。
代謝とは体内で起こる化学変化のことで、化学変化によって摂取した栄養素を体内で利用することができます。
代謝を円滑にするには、様々な栄養素が必要になるのですが、食事量を減らしてしまうと必要な栄養素が足りなくなって代謝を円滑にできなくなってしまい、筋肉も分解されてしまいます。
そして、摂取カロリーが少ない生活が続くと身体はなるべくエネルギーを消費しないようになっていきます。
身体は省エネモードに切り替わっていくので少ないエネルギーでも活動ができるようになります。
同じ生活をしていても消費カロリー自体も少なくなるので以前よりもやせにくくなっていきます。
特に極端な食事制限をすればするほど代謝の低下を招いてしまいます。
体重が落ちなくなったこの時にあえて食べる量を上手く増やすと代謝を高めることもできます。

食事を増やすと代謝が良くなりやせやすくなる

レストランで食事をする女性

ダイエット中なのに食べる量を増やしていいの?と思うかもしれませんが、あえて食べる量を増やす日を作ると代謝の低下を防ぐ効果が期待できます。
ただし、この方法が効果的なのは体重の減少が壁に突き当たって少しも減らなくなった時です。
個人差はありますが、代謝の低下によって体重が落ちなくなってしまう現象は、ダイエットを始めてから10~17日くらいで起こることが多いようです。
このタイミングで摂取カロリーを増やせばホルモンレベルを高くして代謝を上げてくれます。
ですが、食事制限によって分解されてしまった筋肉は食事量を増やしても元には戻りませんのでダイエット前の状態に戻るわけでもありません。
食べても良いと言ってもちろん食べ過ぎはいけませんので増やす量は1~2割程度を目安にしてみましょう。
停滞期の時は、身体が体脂肪を蓄えやすい状態でもあります。
この時についつい食べ過ぎてしまうと今より太ってしまうかもしれないので食べ過ぎには注意が必要です。

ダイエットは長期的に行い極端な食事制限はしない

極端な食事制限は、代謝の低下を招いてやせるのが難しくなります。
ダイエットの停滞期を防ぐには、極端な食事制限をしないことです。
食事量は1~2割程度減らす程度にしてやせるペースは、1ヶ月1~2kg程度を目安にして長期的に行うことが大切です。
このペースなら健康を害さずにリバウンドも防いでくれますし今後も体型を維持しやすいです。
摂取カロリーは、適度に制限して長期にわたって継続することがとても大切です。
そして、五大栄養である炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルを過不足なくバランスよく摂取することです。
長期的に継続すれば、必ず結果が出てきます。