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健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

サプリメントは栄養補助食品!何の効果もない!?

サプリメント



サプリメントは医薬品ではなくて食品

サプリメントは、健康補助食品で医薬品ではありません。
分類としては、スーパーで売っている普通の食品と同じ扱いです。
医薬品との大きな違いは、効果・効能がないと言うことです。
医薬品は、薬なので効果・効能がしっかりと裏付けがされています。
効果があるので医薬品として国が認可しています。
そして、医薬品にはしっかりとした規格があり医薬品としての品質が保たれています。
一方、サプリメントは規格基準がなく品質はメーカーによって様々です。
劣悪な商品も多いことでしょう。
もちろん根拠となる信頼のおけるエビデンスもサプリメントにはありません。
品質の基準もないので実際に表示されている成分がしっかりと入っているとも限りません。
食品なので栄養素も時間と共に劣化してしまうでしょう。
医薬品の場合は、成分が劣化しにくいように設計がされています。
これも医薬品とサプリメントの大きな違いです。
サプリメントは、ただの食品なのです。

サプリメントは効果がない

何かしらの身体の悩みがあり何かしらの効果を期待してサプリメントを飲もうとすると思います。
ですが、サプリメントは医薬品ではなく食品ですので効果は残念ながら期待はできません 。
効果を期待してサプリメントを飲むこと自体がそもそも間違っています。
ダイエットサプリでやせることはできませんし、膝が痛いからと言ってグルコサミンを摂っても痛みは取れません。もし効果があるとしてもそれは微々たる効果でしょうし、またはただのプラシーボ効果です。
プラシーボ効果、もしくはプラセボ効果とも言いますが、これは偽物の薬でも効くと思って飲むと本当に効くと言うことです。これは科学的に実証されています。
つまり人は、心理面が身体の健康状態に大きく影響すると言うことです。
分かりやすい例だとストレスではないでしょうか。
日々ストレスを感じていると身体に様々な不調が出るのは多くの人が知っていることかと思います。
これはプラシーボ効果の逆のことですが、原理は一緒です。
気の持ちようと言いますが、実際にそうなのです。
良いと思って飲むと実際に効果が期待できますが、その効果はプラシーボ効果以上の効果は期待できません。
サプリメントには、全く根拠はなくメーカー側が使っているデータは、信頼のおけるエビデンスではありません。
エビデンスには、信頼度の低いエビデンス、信頼度の高いエビデンスがあり、サプリメントに信頼度の高いエビデンスはないのが普通です。
サプリメントに効果があったらそれはもうサプリメントではなくて、医薬品扱いになります。

サプリメントではなく生活習慣を整えよう

サプリメントは栄養補助食品です。
普段の日常生活で不足しやすい栄養素を補う目的がサプリメントです。
決して何かの効果を期待して使う物ではありません。
規格もなくメーカーによって品質はバラバラですし、実際に記載されている量の栄養素が入っているとは限りません。開封すれば、医薬品と違い当然劣化もしてしまいます。
医薬品は、規格が設定されているので根拠もあり、開封しても劣化しにくいよう設計されています。
そもそもサプリメントは必要ありません。
どうしても足りない栄養素があるなら利用するのは良いですが、サプリメントを使う前に生活習慣を見直してみましょう。
必要な栄養素は、基本的に食事から摂取することを考えるようにします。
一番大事なのは、普段の食事から1日に必要な栄誉素をしっかりと摂取することです。
バランスの整った食事を毎日意識することが大事です。
バランスの良い食事とは、五大栄養素である、炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルが過不足なく摂れる食事です。これが基本中の基本となります。
これを摂るには、主食、副菜、主菜を1食に整えてみましょう。
毎日必要な栄養素を摂るのは大変ですが、食生活の改善が一番真っ先に考えることが大事です。
どうしても足りない栄養素がある場合の時のみ使うようにしましょう。
そして、睡眠や運動も意識をしましょう。
睡眠は、疲れを取り傷ついた細胞を修復する大切な時間です。
毎日十分な睡眠時間を確保することはとても大事です。
睡眠不足になれば、身体の不調が出てきますし、適度に運動も必要です。
健康な身体を作るには、食事、睡眠、運動などの生活習慣を見直すことが何よりも大事です。
サプリメントを使うよりも生活習慣をまずは見直しましょう。