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健康作りに役立つお役立ちコラム Ideal Body Design

筋肉痛と年齢は関係がない!?

元気に飛び跳ねる女性



筋肉痛は運動の種類に左右される

若いころは、筋肉痛は翌日に来ていたけど歳を取ってから翌々日に来るようになったと言う
これは、多くの方が経験あるのではないでしょうか。
筋肉痛が遅れてやってくると歳を取ったと感じる人も多いかもしれませんが、実はこれ科学的な検証はされていなく関係はないとされています。
筋肉痛が発生するまでの時間を左右するのは、年齢ではなく運動の種類であると言われています。
運動は大きく分けるとダッシュのような瞬間的な運動とランニングのような持続的なの運動に分けることができます。
つまり無酸素運動と有酸素運動と言われる運動です。
無酸素運動である瞬発的な運動、短くて高負荷な運動ほど筋肉痛は遅れて発生するとされています。
反対に、有酸素運動である軽めの運動をじっくり行った時などは、筋肉痛は早めに起きるとされています。
筋肉にかかる負担によって筋肉痛が遅れて発生するのか早めに発生するのかが決まります。
一般的に筋肉痛の原因は、筋肉の損傷と言われています。
運動をすると筋肉は微細はダメージを受けるのですが、このダメージによって筋肉痛が起こるとされています。

スタートダッシュ公園を走る女性

筋肉痛は筋肉の損傷が原因

筋肉痛の発生メカニズムは、完全に解明されたわけではないのですが、筋肉の損傷が原因とされています。
運動をすると筋肉はダメージを受けて微細な損傷が起こり、その損傷度合いによって筋肉痛が起こります。
筋肉の損傷が大きければ大きいほど筋肉痛も大きくなるとされています。
ただ筋肉痛の発生メカニズムは完全に解明はされていませんので筋肉の損傷以外も考えられています。
一つの原因が筋肉の損傷と言うことです。
筋肉の損傷は、何をしたか運動の種類によって決まります。
無酸素運動であるダメージや筋力トレーニングなどは筋肉への負荷が大きく損傷も多くなるので筋肉痛は起こりやすいと言えます。
一方、ランニングのような有酸素運動は、比較的筋肉への負荷が少ないので損傷も少なく済み筋肉痛は起こりにくいと言えます。
ですが、有酸素運動でも筋肉の損傷は起きますし、長時間行えばより損傷も大きくなるので筋肉痛は起こりやすくもなるでしょう。
筋肉への負担は、時間と運動負荷によって決まります。

筋肉への負担は時間と運動負荷によって決まる

筋肉への負担の量は、運動時間と運動負荷の大きさによって決まります。
運動時間が長く負荷も大きければ、その分筋肉の損傷が起きやすくなります。
また、筋肉痛になりやすい運動様式もあります。
筋肉運動には、筋肉が力を発揮しながら収縮する短縮性筋収縮と筋肉が伸ばされながら力を発揮する伸張性筋収縮、筋肉の長さが変わらずに力を発揮する等尺性筋収縮があります。
特殊な機械を使う等速性筋収縮もあります。
筋肉痛になりやすい運動とは、筋肉が伸ばされながら力を発揮する運動である伸張性筋収縮の時です。
この動きは、筋肉へのダメージが大きいので筋肉痛になりやすい運動様式です。
例えば、階段を上るよりも下る方が筋肉へのダメージは大きくなります。
主観的には、階段を上る方がきついと感じますが、実際に筋肉にダメージを与えているのは下る方です。
階段をの上るよりも下る方が筋肉痛は起こりやすいのです。

加齢とともに筋肉痛が遅れてやってくるのは?

年齢と筋肉痛は、根拠がなく関係がないとされていますが、実際に多くの人が経験をしているのも事実かと思います。
これは老化によるものではなく、同じ運動量であっても加齢で筋肉が衰えたことにより若いころと比べ筋肉への負担が大きくなった為と考えられます。
体力が低下した為に筋肉痛が遅れてやってくるようになったと言うことでしょう。
筋肉痛の発生メカニズムは完全に解明されているわけではないですが、筋肉が運動によって細かく破壊され、炎症を起こすこととされています。
普段から運動をして筋肉をしっかりと働かせていれば、歳を重ねても筋肉痛が遅くなるということはないと考えられます。
筋肉痛が遅れてやってくるようになったと言うことは運動不足の証拠とも言えます。
加齢によって体力が落ちていくので加齢が原因とも言えるかもしれませんが、ただ一つ言えることは若いことに比べて体力がかなり落ちたと言うことです。
運動不足は、生活習慣病のリスクを高めてしまうので、筋肉痛が遅れてやってくるようになったと感じる人は運動習慣をつけるきっかけにしてもらえればと思います。