ビールは太りやすい、ビールを飲むとビール腹になると思っている方は、多いかと思います。
アルコールにもカロリーがありますが、実はビールで太るというのは、考えにくいのです。
アルコールは体内で蓄積されにくい
アルコールは1g当たり約7calあり、糖質やタンパク質よりも高カロリーです。
高カロリーではありますが、これは体内に蓄積されにくい性質のカロリーになります。
アルコールのカロリーは、熱として分解されやすく蓄積されにくいと言われています。
お酒を飲んでいると身体が熱くなってくるのは、アルコールが代謝されて熱になっている為です。
仮に毎日飲んだからといってそんなに太ることはまずないのではないでしょうか。
ビールで太ってしまうのは、ビールで摂取したカロリーが問題なのではなく、
一緒に食べるおつまみに原因があるのではないでしょうか。
ビールを飲むと高カロリーな物を食べたくなる
ビールを飲んでいると、どうしても脂っこいものなど高カロリーな料理が食べたくなります。
唐揚げ、餃子、焼肉…これらは高カロリー食品なので太りやすいと言えます。
また、ビールは胃液の分泌を促すので食欲を増進させる性質を持っています。
食欲が増進すれば、どうしても食べ過ぎに繋がりやすいのでなおさら注意が必要です。
締めにラーメンを食べようものなら、カロリーは明らかに摂り過ぎになるのではないでしょうか。
一般的な目安で言うと、ビール大瓶1本(633ml)のエネルギー量は246kcal
そのうち体に蓄積されるのは89kcalと言われているようです。
日本酒(一合)は198kcalに対して蓄積されるのは42kcal。
焼酎やウイスキーなどの蒸留酒に関しては、体内に蓄積されるカロリーは、ほぼ0と言われています。
なのであわせて摂る食事の内容にさえ気を付けていれば
アルコールだけで肥満の原因になることは考えにくいかと思います。
「ビール飲みすぎてお腹が出てきた」 と思っている方
ビールと一緒に高カロリーな物を食べていなかったでしょうか。
原因はビールではなく一緒に食べた物の可能性が高いかと思います。